指示待ちについて

指示待ちについて

 

指示待ちってそんなに悪くないと思うけど 世間一般では悪印象で語られがちだが・・・

 

何故なら 指示がないと動けない=自主性主体性がないやつという印象で語られやすいが、じゃあ逆に指示がなくてもなんでも勝手に自己判断で動いた方がいいのかと言ったらそんなこともないと思うからだ。

 

スタンドアローンタイプが必ずしも仕事の上で優秀な人材の特性かと言えば一概にそうとは言えないと思う。

 

例えば、まだ仕事の全容が掴めていない人が、特に指示もなくてもいきなり勝手に独走し出して、何か問題が発生したらまずい。

 

何も言われてないから、じゃあ自己判断で動いたとして、結果的にまだ責任も取れないのに帰って事態をややこしくしてしまうということもあるかもしれない。

 

どれくらいの行動が「許容される」のかを見極める作業は重要な工程の1つだと思う。

 

「指示を待つ」というのは「指示に正しく従う」という意味も当然あると思う。決して受け身であるという意味だけではないと思う。

 

 

本当に重要なところとしては、「指示に従う」時と、「自己判断でどんどん挑戦していく」時を状況によって適切に切り替えていくことだと思う。(正しく「指示に従った方がいい」時はそれに従い、「自己裁量でどんどん持って取り組んで良い」という時には積極的に向上心を発揮して自分から動いていっても良い、という感じw)

 

 

・・・ただ、社会での難しさとしては、こういった基本的なことや、「今」がどっちのモードであるべきか、ということをほとんど教えてくれないというところだ。(私の所属や企業だけかもしれないけれど)

 

 

 

こういう性質はある意味「学校」を想起させる。(勉学や知識についてはたくさん詰め込むが、基本的に自分がどういうスタンスで臨めば良いのかとか、そもそも学んだことをどこでどう使えば良いのか?といった、本当の意味で「自分で考える」、頭を使わなくてはいけないことについては、誰も教えてくれず、皆独学の人ばかりだという点が似ているように思う)